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Socially Engaged Art Support Grant (SEA) ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成

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    2024年度ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成決定!

    ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成も7回目となる今回2024年度は、公募と審査を経て、日本国内外から83件(海外5件、国内78件)の応募の中から7件のプロジェクトが決定しました。
    また、2023年度より開始した、活動を継続するプロジェクトを対象とした長期助成も、選出された1件のプロジェクトに対し継続して助成します。当プロジェクトは、コミュニティや社会にコミットし、地域社会や住民とともに制作や活動を実施し、より良い社会モデルの提示や構築を目指す日本国内で実施されるソーシャリー・エンゲイジド・アートプロジェクトです。
    助成対象のプロジェクトは、当該プロジェクトを実施するためのプロトタイプ(事前ワークショップ、試作、レクチャー、映像等)も含め、2024年度に発表していただきます。

    ◎採択団体
    2024年度助成対象プロジェクト(全8つのプロジェクト)
    ■単年度助成額:40万円~150万円/件 総額:440万円
    ドキュ・アッタン「ドキュ・アッタン シアター ―ミャンマーのクリエイターたちとともに「声」をあげる/届けるプロジェクト」
    マダン劇プロジェクト「マダン:民衆が共謀する広場」
    瀬尾夏美+小森はるか「へびと地層プロジェクト」
    渡邊拓也「メンテナンス労働と共生関係のドキュメンテーション」
    志賀理江子「オープンスタジオ / 3.11 後の復興に関する資料ライブラリー」
    藤口諒太「匿名の語り」
    寺田健人「ネガティブな想像上の家族からポジティブな家族像を生み出すために」 (順不同)

    ■長期助成額:50万円/件 2023年度から継続支援
    Donʼt Follow the Wind

    ◎新たらしい支援部門の立ち上げ/ソーシャリー・エンゲイジド・アート長期支援助成について
    当財団では、多くのソーシャリー・エンゲイジド・アートプロジェクトは単年ではなく、長期間にわたって行われるケースが大半です。その活動の特性を鑑みて、「ソーシャリー・エンゲイジド・アート長期支援助成」が2023年度より立ち上がりました。
    「ソーシャリー・エンゲイジド・アート長期支援助成」は、国内で実施されている質の高いソーシャリー・エンゲイジド・アートプロジェクトに対して顕彰(けんしょう)し、複数年にわたって支援することを目的としております。
    助成プロジェクトの選考に当たっては、すでにその活動が一定の評価を得ており、ソーシャリー・エンゲイジド・アートへの理解を促し、ソーシャリー・エンゲイジド・アートの新たな可能性を示すプロジェクトであることとして、助成対象プロジェクトを決定いたしました。
    第一回目の「ソーシャリー・エンゲイジド・アート長期支援助成」は2013年から活動を開始している「Donʼt Follow the Wind(ドンド・フォロウ・ザ・ウィンド)」と致しました。

    ◎審査員 長期助成は除く
    工藤安代(NPO法人 ART&SOCIETY 研究センター 代表理事)
    清水知子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授)
    藤井光(アーティスト)
    藪前知子(東京都美術館学芸員)